2012年10月14日日曜日

1日目元気度■■□□□【CCNU30mg投薬】脳腫瘍グリオーマ治療症状 


乱文です。落ち着いてからまとめて修正するか削除するつもりです。

とりあえず症状の経緯をドクターへ伝える時の記録。
今起きている現実と向き合うため、自分への日記として書いています。


10月13日
5:30 起床
水飲んでオシッコして2度寝。多少フラツクがいつもの寝起きの足取り。まったく薬の効果は凄いと思う。痙攣発作無く一晩過ごした。バンも熟睡できただろう。
今朝は特に冷える。4時頃つけたヒーターで部屋は温かい。ドクターに室温は特に気にしなくて良いと言われた。気にするとしたら極端な温度差。脳圧の関係なんだろうか。
外はさすがに極寒ではないけど散歩へは行かなかった。なんとなく温度差が怖かったし。バンも特に行きたがらなかった。旅行から帰った翌朝はいつも行かない。たっぷり夕散歩を楽しもう。

8:30 朝ご飯+投薬。前回から12時間
痙攣発作が24時間無いに達成♪薬の効果だろう。朝起きたバンはいつものバンだった!
ボーっとしてない。目の輝き。足取りでわかる。父ちゃん行ってらっしゃい!お見送りもいつも通り。顔だけ出して適当な挨拶w旦那はそれがとても嬉しそうだった。いつもはさっさと出て行くのに大袈裟に頭を撫でて出て行った。朝から食欲旺盛
食後の薬2回目
①フェノバール(抗けいれん薬)
プレドニゾロンステロイド(脳圧炎症を下げる)
③シメチパール(胃炎の薬)
薬だとばれない様に干し芋に包む。美味しそうに完食。
また昨夜みたいにボーっとしてフラフラした足取りになっちゃうのかな。
しらふで発作を起こすのと、酔っ払ってる状態。バン太郎と話せるならどちらを選択するか聞いてみたい。
たぶん酔っ払いの方。だと勝手に思う。。。たぶん。
意識が無いほどの泥酔状態じゃないし。ほろ酔いだ。
でも、勝手にそう思い込んでる飼い主のエゴではないか?

9:00 やはり抗がん剤治療にしよう
何だろう。病院からの電話で不安になる。電話の声は担当ドクターだった。
バン太郎くんの容態はどうですか?電話問診みたいなもので安心した。
ちょうど良いタイミングなので気になっていた事を聞いてみた。
①セカンドオピニン及び他の治療方法・・・失礼だとは思い聞いてみた。快く薦めてくれた。免疫療法等(あとはチョット難しすぎて忘れたorz)を施すアニホスもある事。ただグリオーマの完治報告は無い
⇒どのみち遠方まで連れて行く事になる。完治するのであれば是非そうするが、できればなるべく今の生活を変える事なくバン太郎のストレスを最小限にしたい。一番良い策は自宅で麻酔せず放射線治療だ。無理。
②脳腫瘍のグレード・・・グレードは細胞を採ってみないとわからない。今後、治療の進行状況を見て判断⇒グレードを知ってみたところで完治する訳ではないよね(;;)でも気になったから。進行が少しでも遅いといいな
③抗がん剤で廃人(犬?)みたいになっちゃうの?・・・本人の意識が変わる事は無い。肝臓、腎臓など他臓器等に影響はある。最小影響の投薬から始めて様子を見る。今夜1回(30mg)の投与でボロボロになる事はない。副作用は嘔吐、下痢程度。
⇒バンがバンでなくなっちゃうのは頭の腫瘍グリオーマのせい。抗がん剤飲まないと、どんどん広がるだけ。記憶も無くなっちゃう。歩けなくなる。見えなくなる。
なんだかトンチンカンな質問。そういえば以前にも聞いたな;とゆう質問も再度丁寧に答えてくれた。
良い先生だ。先生を信用しよう

12:00 体調絶好調!
洗濯物を干す。場所は2Fのベランダ。
抱っこして連れて行こうとしたら嫌がった。ガゥ!吠えたwいつものバンだ。
今日は自分で階段を昇ってきた。
いつも視界にバンが居る。トイレでもお風呂でも。扉を閉めると怒るので。我家の風呂、トイレは開けっ放しで使用するのが普通となってしまったorz
洗濯干し。足元にはバン。今日はしっかり立ってベランダから庭を覗いてる。
いつもの日常に戻った。
その後1Fでマツコと遊ぶ。興奮させてイイのかな?ちょっと心配になってオヤツだよーの掛け声で止めさせた。お手。右手を上げる。大丈夫だ麻痺は無い。すこぶる元気!

16:00 夕散歩。様子が変。少しふらつく。下痢。
バンとマツは昼寝から覚めない。寝ている横で散歩の身支度すると起きた。
ボーっとしている。寝起きだからか?昨日の疲れがまだ取れないのかな?
いつもなら寝起きでも散歩だ!と玄関へ飛び出す2匹。今日はマツコだけ。バンは歩いて玄関まで。
ハーネスを着ける。玄関を開ける。散歩バックを持って靴履いて、さあ行くよ!と振り返ったらバンが居ない。
あれ?バンちゃーん!靴脱いでリビングに行くと水を飲んでた。薬の影響でよく水を飲む。
散歩中喉が渇くといけないから先に飲んでるのかな・・・いや。そんな感じじゃない。ただ飲んでる感じ。
上手く説明できないけど。チビチビとただ飲んでる。
散歩!耳は遠くなっても大好きな言葉だ。反応して自ら玄関から外へ出た。
変なんです。外へ出たのに。キョロキョロ周りを見渡すだけで。歩くけど。道の匂い嗅ぎながらゆっくり進む。また家の方へ嗅ぎながら戻る。足元が少しふらついてる。その間3mぐらい。
危ないと思い家へ帰ろうとしたら嫌がる。車の前で止まる。
あぁ・・・ドライブ行きたかったのか。車のドアを開けたら飛び乗ってきた。嬉しそうだったw目でわかる。
散歩ルートの公園まで車で行き、飛び降りる♪足取りも軽くいつもの公園。
でもやっぱりマタ変なんです。匂いを嗅ぎキョロキョロ。
リードを離し5mほど離れて手を振った。目は見えている。投げたボールを追うマツコも見ている。
マツコの臭いを嗅ぐ。私の臭いを嗅ぐ。もしかして記憶が薄れつつあるのかも。。。不安になった。
キョロキョロ時のバンにアフレコを付けるとしたら「ここはドコ」に見えた

18:00 早めの夕食+投薬。前回から9時間30分
いつもなら散歩から帰って夕飯までは寝る。マツコは運動不足で家の中を飛び回りしばらくして寝た。一緒にバンも寝たけど、すぐ起きる。
お腹が減ってる様子で眠れず徘徊している感じ。机の上、キッチンの食材棚辺りを嗅いでいる。
ここ最近の食欲旺盛ぶりが気にかかる。脳腫瘍の影響なのかもと不安になる。
よく食べる事は元気な証拠と喜んでいた自分が情けない。ダメ飼い主
足元もふらついている。早めの食事にしよう。薬も。
今日も好物の鳥手羽元をトッピング。ガツガツ食べる。少し残した。なんかちょっとホッとしたw
美味しかった?食べ終わったバンの瞳は嬉しそうだった!
でも少し充血している。心配だ。薬も早めに与える。
食後の薬回目
①フェノバール(抗けいれん薬)
プレドニゾロンステロイド(脳圧炎症を下げる)
③シメチパール(胃炎の薬)
また食後の芋ケンピ。お薬包んで手で与える。美味しい?直接口に入れてもらえるのが嬉しそう♪
感情はしっかりしてる

19:40 抗がん剤投与1週目
食後、徘徊していろんな場所で寝たり起きたり落ち着かない息が荒い足元もフラフラしてる。
今日は抗がん剤投与の日。
旦那が帰宅してから一緒に飲ませようと約束してたが・・・旦那に電話して先に飲ませるねと告げた。
なんか少しでも早い方がいい様な気がした。
●抗がん剤CCNU(30mg)
10mgのカプセルを3つ。ゴム手袋を嵌めて与える。人間の手に直接触れない為だと説明された。
直接触れられないような物をバンの口に直に与える。
芋けんぴ・・・いつもの錠剤と違ってカプセルは大きい。うまく包めない。少しはみ出てしまった。
またオヤツ。嬉しそうにあーんと口を開ける。綺麗なピンク色の大きな口。体は健康。
罪悪感で胸が一杯になる。まるで毒でも与えてるような気分。
グリオーマの進行がこれ以上進みませんように。
内臓になるべく負担が掛かりませんように。

20:30 近くに寄って甘えてきた。なんとなく不安そうな目をしてた。擦って抱きしめる。
ゴロンと横になりお腹を擦る。そのままチョット寝るがスグ起き上がる。
庭に出せと要求。オシッコして足元ふらつく。
すぐ帰ってきて室内あちこち徘徊。結局、廊下で寝息を立てる。
目の充血は室内の暑さのせいだったのかも。今日リビングに絨毯を敷いたから。

21:30 廊下から室内に戻る。足取りがしっかりしている。動きも早い
私を横目で見ながら通り過ぎ、そのまま部屋の隅のゲージに入る。すぐ寝息を立てる。
初めての事で驚く。ゲージで寝た事は一度も無い。以前は入れても嫌がった。ゲージ嫌いだったのに。
よく寝ているので照明を少し落とす。深い眠り。イビキが聞こえてきた。

22:00 ゲージから出てきて水飲み。テーブルの上のオヤツをじーっと見つめたまま動かない。
お座り、お手を指示してみる。出来た♪安心した。
オヤツのクッキーを一枚あげる。食べない。割って小さく与えてみた。食べた。。。なんか少しだけ変だ
と思ったらイキナリダッシュした。痙攣かと思った。
また庭へ出せと要求。ドアを開けたら凄い勢いで飛び出した。
下痢だった。部屋に戻って来たところを捕まえてお尻を拭いた。
そのままその場で座り込んだ。座ったまま動かない。。。
顔はこちらを見ている。マツコの動きも追っている。歩けなくなった!?
ピューピュー鳴るおもちゃで挑発。見ている。投げた。ダッシュで走って取りに行った。。。
足元ふらつきながら今度はコタツに入る。私の足を舐めてきた。この行動はいつものバン
行動は変だが・・・運動や五感は大丈夫そう

23:00 足取りも軽快。マツコ、私の臭いを嗅ぐ。動きを遠巻きに見てる。観察してる。顔の表情が無い。ソファーからソファーへハイジャンプ。すごい運動能力。5歳若返ったみたい

10月14日
0:30 記憶を無くしたバン太郎
お父さん帰宅。マツコ大はしゃぎ。いつもの様に興奮して玄関扉前までダッシュ。バンも後に続き一緒に並んで待つ。
扉が開いた。マツコはハイジャンプして抱っこをせがむ。バンは・・・お父さんの顔をじーっと見てる。
ただいまバン太郎!朝出勤した時より大袈裟に頭を撫でる。
旦那靴を脱いでリビングへ移動。マツコはお父さんの後に続き移動。バン太郎は玄関から動かない。
バンちゃんおいでー。じーっと廊下から旦那を見てる。観察してる。無表情。
しばらくしてリビングに入ってくる。
マツコの臭い、私の臭いを嗅いで晩酌してる旦那の足元へ。臭いを嗅ぐ。。。
寝る前の歯磨きガムを与える。お手、お座り、伏せ。きちんと出来てる。足取りもしっかりしてる。
確信した。顔を忘れてる。家の前の光景も。いつもの公園も。いつものバンじゃない

1:30 バン太郎復活!
いつものバンに戻る。きっかけはマツコの挑発。おもちゃを顔の前でふりまわして遊ぼうよ!と誘ってた。
とたん、顔の表情が戻った。バン太郎だ。呼吸は荒い。足元ふらつくがバンが戻ってきた!
マツコのおもちゃを奪い取り、晩酌するお父さんに寄り添う。いつものバンが戻ってきた。
私の目をしっかり見つめてる。良い表情。目でわかる。

2:00  バン太郎就寝
いつもどおり。いつもの場所で高いびきをかいて眠るバン太郎。。。
朝起きたらどっちのバンになってるんだろう?
・おとなしくて良い子、無表情で元気なバン太郎
・体は辛いけど、マツコの師匠、甘えん坊で頑固なバン太郎